ブログを続けていると、ふと立ち止まってしまう瞬間があります。
記事数は増えているのに、このまま書き続けていいのか分からなくなる。そんな迷いは、決して弱さではありません。むしろ、本気で向き合ってきたからこそ生まれる感情です。40代・50代でブログを始めた人ほど、時間や体力、将来のことを考えて、心が揺れやすくなります。この記事では、迷い始めた今だからこそ考えておきたい、**ブログを続けるための「自分なりの軸」**について、ゆっくり整理していきます。

なぜ30記事前後で迷いが出てくるのか
ブログを始めたばかりの頃は、とにかく書くことに必死で、迷う余裕すらありません。ネタを探し、文章を整え、公開する。その繰り返しの中で、**「まずは続けること」だけに集中してきたはずです。でも30記事前後まで来ると、少しだけ視界が広がります。作業に慣れた分、「このままでいいのだろうか」**という問いが、ふと心に浮かんでくるのです。
この迷いは、失速ではありません。むしろ、自分のブログ全体を見渡せる位置に来た証拠です。記事数が増え、過去の記事を振り返れるようになると、良い点も足りない点も見えてきます。すると、成果や方向性を考え始めてしまう。これは自然な流れで、真剣に向き合ってきた人ほど起きやすい感情です。
特に40代・50代で始めたブログは、時間や体力、将来への不安が重なりやすく、迷いが深くなりがちです。それでも、**迷っている今は「やめる前」ではなく「考え始めた段階」**にすぎません。立ち止まったように感じても、実際は次の視点へ進む準備をしているだけ。まずは、その事実を静かに受け止めてみてください。
迷いは「やめ時」ではなく「見直し時」
30記事前後で湧いてくる迷いは、「もう限界」というサインではありません。多くの場合それは、**続けてきたからこそ現れる“見直しの合図”**です。書くことに慣れ、公開の流れも身についた今、はじめて全体像を考える余裕が生まれます。そこで出てくる違和感は、失敗の兆しではなく、次に進むための問いです。
不安になると、つい極端な判断をしてしまいがちです。やめるか、すべて変えるか。しかし本当に必要なのは、その中間にある小さな調整です。テーマを少し絞る、読者像を言葉にしてみる、更新のペースを現実的に整える。方向を壊さずに、角度だけを整える感覚が、この時期には合っています。
40代・50代でのブログ運営は、時間の価値を強く意識する分、迷いが重く感じられます。それでも、ここまで積み重ねた事実は消えません。迷いが出た今は、やめる前ではなく、続け方を選び直すタイミングです。立ち止まって考えること自体が、次の一歩を安定させてくれます。
自分のブログは誰のために書いているのか
迷いが深くなってきたとき、いちばん効果があるのは、「誰に向けて書いているのか」を改めて考えることです。PVや順位が気になり始めると、知らないうちに「多くの人に読まれるかどうか」ばかりを基準にしてしまいます。でも、ブログを始めたときの原点は、もっと身近なところにあったはずです。
最初は、自分と同じように悩んでいる誰かに向けて書いていた。過去の自分に向けて言葉を残していた。その“顔の見える相手”が、いつの間にかぼやけてしまうと、書く意味まで揺らいでしまいます。だからこそ、このタイミングで立ち返りたいのが、「たった一人の読者」です。
その一人は、今の自分より少し前を歩いている人かもしれません。あるいは、数ヶ月前の自分自身かもしれません。**誰に向けて書くかが定まると、何を書くかも自然に定まります。**テーマ選びに迷う時間が減り、文章のトーンも安定してきます。
数字が見えない時期ほど、読者像を具体的に思い描くことが支えになります。自分の言葉が届く相手を信じられているかどうか。それが、迷いの中でもブログを続けられるかを左右します。
今後は「伸ばす」より「積み重ねる」を意識する
迷いが出てくると、「次は伸ばさなければ」「結果を出さなければ」という意識が強くなります。PVを増やす、検索順位を上げる、収益につなげる。どれも大切ですが、30記事前後の段階でそれを最優先にすると、気持ちだけが先走って疲れてしまうことが多いです。今は、急に伸ばそうとする時期ではありません。
この段階で意識したいのは、成長よりも継続です。派手な変化を狙うより、今の延長線上で「無理なく続けられる形」を整えていく。テーマを大きく変えるのではなく、これまで書いてきた内容を少し深掘りしたり、別の角度から言葉にしたりするだけで十分です。積み重ねは、静かに効いてきます。
伸びている人ほど、実は地味な作業を淡々と続けています。更新の頻度を守る、書く時間を確保する、自分のペースを崩さない。そうした積み重ねが、後から振り返ったときに「続けてきた証拠」として残ります。今は結果が見えなくても、積み重ねている感覚があるなら、方向は合っています。
焦りが出たときは、「今日は何を積み重ねたか」を基準にしてみてください。伸ばすことより、続けることを選べた日は、それだけで価値があります。
迷いながらでも続けている自分を肯定する
ここまで読んで、「それでもまだ迷いは消えない」と感じているかもしれません。でも、それで大丈夫です。ブログを続けている人の多くは、確信を持ったまま進んでいるわけではありません。不安や迷いを抱えながら、それでも手を止めずに書いている。その状態こそが、続けている証拠です。
迷いがあるということは、ブログを大切に思っているということ。どうでもよければ、悩むことすらありません。悩みながらも、次の記事のことを考えている自分を、まずは認めてあげてください。結果が見えない時期でも、行動が続いているなら、方向が大きくズレている可能性は低いです。
特に40代・50代のブログ運営は、人生経験や価値観が文章ににじみやすく、時間とともに深みが増していきます。今すぐ評価されなくても、積み重ねた言葉は消えません。迷いながらでも続けている今の自分は、ちゃんと前に進んでいます。
完璧な自信は必要ありません。「また書こう」と思えているなら、それで十分です。その気持ちを大切に、次の一記事へ進んでいきましょう。
まとめ
30記事を書いたあとに迷いが出てくるのは、決して特別なことではありません。書くことに慣れ、ブログ全体を見渡せる位置に来たからこそ、次の一歩を考え始めているだけです。迷いは後退ではなく、視点が一段階上がったサインだと捉えてみてください。
この時期に大切なのは、結果を急いで求めすぎないことです。誰のために書いているのかを思い出し、無理のないペースで積み重ねを続ける。その姿勢が、後から振り返ったときに大きな差になります。伸ばすよりも、続けることを選べているなら方向は間違っていません。
迷いながらでも書き続けている今の状態そのものが、すでに前進です。確信がなくても、一記事ずつ積み重ねていけば、ブログは少しずつ形になっていきます。焦らず、今の一歩を大切にしていきましょう。
こーいちの一言
正直に言うと、30記事を書いたあとがいちばん不安でした。
始めた頃は「まず書く」だけでよかったのに、続けてきたからこそ、先のことを考えてしまう。
でも今振り返ると、その迷いがあったから、自分のブログとちゃんと向き合えた気がします。
迷うのは弱いからじゃなく、続けてきた証拠なんですよね。
答えが見えなくても、また書こうと思えたなら、それで十分。
今日も一歩、少しずつでいい。
そんな気持ちで、これからも続けていこうと思っています。

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